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神経科

当院では、毎月第4金曜と翌日の土曜日に神経科の専門外来を行っております。

(完全予約制)

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担当獣医師紹介

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糸井 崇将(イトイ タカマサ)

専門・得意分野:神経科 経歴: 2007年 日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医学科 卒業 2011年 日本獣医生命科学大学 大学院生命科学研究科 獣医学専攻 博士課程 修了 2011-2013 愛甲石田動物病院 臨床獣医師 2013-2015 中山獣医科病院 臨床獣医師 2015-2020 倉敷芸術科学大学 生命科学部 動物生命科学科 助教 2020-現在 岡山理科大学 獣医学部 獣医学科 助教 AO Small Animal Principles Course 修了 AOVET Small Animal Course-Advances in the Treatment of Hindlimb Orthopedic Condition 修了 ​ 所属学会・研究会・団体: 日本獣医師会、日本獣医学会、獣医神経病学会、日本獣医麻酔外科学会、日本獣医再生医療学会、日本再生医療学会

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診療の流れ

受付→問診→歩様検査→神経学的検査→レントゲン検査、血液検査(必要に応じて超音波検査)→MRI検査(必要に応じてCT検査)→診断→治療
 
受付・問診:
 動物の種類、年齢、体重、性別、飼育環境、既往歴、現病歴などを問診票に記載していただきます。


歩様検査:
 神経疾患の多くでは、歩き方が変わってきます。神経疾患の場合、前肢(後肢)に力が入らない(入りにくい)といったように、肢の機能がままならない事によってふらついたり、肢を引きずったりします。一方で、歩幅が大きくなったり(小さくなることも)、その場で同じ方向に回ってしまうこともあります。
 歩様検査では、歩き方を診て原因が神経疾患なのか、そうではないのか、神経疾患なのであれば、どこに病変が存在するのかを考えます。


神経学的検査:
 全身の反応や反射を評価して、動物が抱えている疾患が神経疾患なのか、そうでないのか、神経疾患なのであればどこに病変が存在するのかを考えます。
 神経学的検査は特別な器具を使用せずに出来る検査で、動物に掛かる負担も大きくないです。
 歩様検査および神経学的検査により整形外科疾患と鑑別しながら、病変部位を推定していきます。


レントゲン検査:
 歩様検査や神経学的検査により病変部位が推定できたら、その部分のレントゲン写真を撮影します。頚や腰の骨(背骨)の形をみながら骨折や脱臼していないかどうか、骨の並び方に異常がないかどうかを評価します。
(後にMRI検査が必要になるのであれば、全身麻酔前の状態評価として、胸部のレントゲン写真も撮影します)
※来院した動物は、痛みや不安がある状態です。その状態の動物を横向きや仰向けに保定して行うのがレントゲン検査です。そのため、飼い主さんがご同意していただけた場合、鎮静剤を注射して動物がストレスをなるべく感じないようにレントゲン検査を実施することがあります。


血液検査:
 神経疾患の中には、脳や脊髄以外に腹腔内臓器の機能異常により症状を発現することがあります。その様な疾患を診断・除外する目的で血液検査を実施します。
(後にMRI検査が必要になるのであれば、全身麻酔前の状態評価も兼ねます)


超音波検査(必要に応じて):
 血液検査により腹腔内臓器の機能異常が疑われた場合、追加検査として腹部超音波検査を実施します。
(後にMRI検査が必要になるのであれば、全身麻酔前の状態評価も兼ねます)


MRI検査(必要に応じて脳脊髄液検査やCT検査):
 神経疾患は、上記の検査により病変部位の特定や疾患の診断をするのは困難である事が多いです。MRI検査では主に、脳や脊髄を評価します。腫瘍や炎症、圧迫等の存在を明らかにする事で疾患を診断すると共に病変部位を特定します。
 MRI検査の結果から、追加検査として脳脊髄液検査やCT検査が必要になることがあります。脳脊髄液検査は、脳炎や脊髄炎の原因を明らかにする為に実施する検査で、治療方法の決定に寄与します。場合によっては、外部の検査センターに検査を依頼することもあります。
 神経疾患には、頚や腰の骨の形態異常、骨折、脱臼により、脊髄が障害を受ける事で症状が発現する病気があります。CT検査は、骨格を評価する為に実施します。神経疾患の診断の他に、手術方法の検討にも役立ちます。


診断:
 上記の様々な検査結果を合わせて考えます。各検査結果と症状が合っているか等を踏まえて診断していきます。


治療:
 内科的治療、外科的治療問わず、治療方法の選択肢をメリットとデメリットと共に挙げて、どの治療方法がその動物にとって一番良いかを考えながら、相談しながら治療方法を決めていきます。

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学会発表

(翻訳)
Brinker, Piermattei and Flo’s Handbook of Small Animal Orthopedics and Fracture RepairFOURTH EDITION
(Brinker, Piermattei, Floの整形外科バイブル小動物の整形外科・骨折治療ハンドブック第4版)
(論文)
・BMC Vet Res. 2016 Sep 13;12(1):201. 3. Escherichia coli-derived recombinant human bone morphogenetic protein-2 combined with bone marrow-derived mesenchymal stromal cells improves bone regeneration in canine segmental ulnar defects. Itoi T, et al.
・Animals (Basel). 2021 Sep 9;11(9):2650. 11. Effect of a Corset on the Gait of Healthy Beagle Dogs. Itoi T, et al.
・Vet Med Sci. 2022 Nov;8(6):2256-2260. 14. Distal renal tubular acidosis and lethargy associated with zonisamide treatment in a dog with idiopathic epilepsy. Itoi T, et al.
・Vet Med Sci. 2023 Sep 23. 17. Magnetic resonance imaging findings of the primitive neuroectodermal tumor in lumbosacral spinal cord in a cat. Itoi T, et al.

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